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記事例:「なんで結婚しないの?」に答え続けるのにもう疲れました

家族の旅行先に、女性を呼び寄せた夫

不倫男

そもそも不倫は許せないものだが、「それでも子どもたちのために、なんとか気持ちを立て直せる不倫と、絶対に許せない不倫がある」と話す女性がいる。

 

 

「なめてんのか」とマジギレした夫の行動

結婚する前から、「この人と一緒になったら浮気するんだろうな」と思っていたと言うのは、ミカコさん(42歳)。結婚して11年たつ5歳年上の夫はモテるタイプで、「誰にでも優しい。誰からもモテたいと思っているから」だそう。彼は祖父が創設した会社の3代目だ。それなりに経済力もある。

「彼にお金があるから結婚したわけじゃありません。モテると自他ともに認める彼が、『オレ、プロポーズするのはミカコが初めてだよ』と言ったから。結婚生活は最初のうちは楽しかった。夫が変わったのは子どもが生まれてからですね。子どものことはかわいがるけど、私のことは女として見られなくなったようです」

それでも夫は家族の時間を大事にした。現在、9歳と5歳の子どもたちとの時間もきちんととり、彼女のことも労ってはくれる。ただ、男女の関係が抜け落ちているだけだ。

「夫は家庭を捨てることはない。そこだけは信頼していました。もともと忙しい人だけど、平日は帰ってこないこともあるし、週末も急にいなくなったりすることもある。それでも子どもたちはパパが大好き。帰ってくるときは、必ずささやかでもお土産を買ってくるし、ときには不気味なお面を玄関で着けて子どもたちを驚かせることもある。サプライズが大好きなんですよね」

たとえ自分が女として見てもらえなくても、人として母として大事にはされている。そこがミカコさんの「最後の砦」だった。

ところがこの夏、家族で旅行したときのこと。5日ほどのんびりするはずが、夫は1泊しただけで、「どうしても東京に戻ってやらなければいけない仕事がある。明日の夜、帰ってくるから」と2日目の午後、いなくなった。昼間遊び疲れた子どもたちはホテルの部屋で熟睡。

「私はどうしても眠れなかったので、軽く一杯と思ってホテルを出てぶらぶら歩き、雰囲気のよさそうなバーに入ったんです」

そこで彼女が見たのは、夫と、その夫にしなだれかかっている若い女性の姿だった。

「なぜか私、店をそうっと出てきてしまったんです。あのとき夫につかみかかってやればよかったと後悔しているけど、できなかった。帰京すると言いながら、夫が女性と一緒にいたということは、彼女を家族の旅行先に呼び寄せていたわけですよね。ホテルへの道をとぼとぼ歩きながら、『なめてんのか』とつぶやいていました」

 

 

どうしても許せない

翌日夜、夫は戻ってきた。ミカコさんを見て、「いやあ、昨日は結局、会社で徹夜だよ」と言った。そこまで言われたらミカコさんも黙っていられない。

「あ、そう。〇〇というバーで、あなたそっくりな人を見かけたけどね」

そう言うと、夫は顔色ひとつ変えずに、「世の中に似た人は3人いるっていうからね」と受け流した。

「目を白黒させるくらいの芸当はすればいいのに。夫のあまりに不遜な態度に、私が思っているより、この人はずっと悪人なんだ、二面性が強いんだと思いました。結婚生活も10年を超えて、夫が私を軽んじている証拠でもありますよね。これまではこんなバレバレのことはしませんでしたから」

旅行を終えて帰るとすぐ、ミカコさんは夫に離婚を切り出した。

「オレは絶対離婚はしない。子どもたちがどうしても離婚してほしいというなら話は別だけど」

それが夫の答えだった。

「まだ幼い子どもたちに夫の悪口を吹き込むわけにもいかない。だから離婚は延期です。ただ、私はああいう裏切り方をした夫を絶対に許せない」

日常生活は前と変わっていない。大きく変わったのは、夫への信頼を失ったミカコさんが、「家族」として必死に「普通」を装う演技をしていることだけだ。
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